一年目(という名の八ヶ月目)
17/08/08 Finland, Helsinki
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今年の4月に初めてのデジ一(デジタル一眼レフ)を買ってから、8ヶ月とちょっとが経った。
購入に至った経緯はよく覚えていない。
なんとなく欲しいと思って経験者の友人らに相談したが最後、沼に勢いよく沈んだことは覚えている。
それからは順当にというべきか、突発の小写真旅行(当日の20時くらいに決まったりする 楽しい)に参加したり、フィルムカメラにも手を出したりもした。
結局今ではモノクロフィルムの自家現像とプリントまでしてる始末である。
17/08/08 Finland, Helsinki
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クリスマスもなんとかやり過ごすことができ、せっかくなので写真歴の1年(という名の8ヶ月)を時系列順にまとめてみる。意味があるかはわかりませんが。
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4月
カメラを買った月。近場の路地を探索してたと思う。
ISO感度もシャッタースピードもわからず、とりあえず『絞り値は小さい方が良い』と信じて疑っていなかったころ。
5月
初めて交換レンズを買ったり、僕を沼に引きずりこみやがったこんでくれた友人たちと撮りに行ったり。この月からRAWで記録し始め、Adobe Lightroomを導入した。
この時点で友人たちから『沼に沈むスピードが異常』と、底のほうから言われた。
初心者あるある:やりすぎ現像。
やってる側は楽しい。
6月
やりすぎ現像、進行する。
確かこの頃に三脚を使い始めたと思う。
7月
学校の友人のつてで、仕事をもらう。
三脚が使えない暗所での撮影のノウハウを知る。
花火をモノクロで現像した。
このころからモノクロに興味はあったらしい。
だんだん現像が落ち着いてきたみたいだ(それでもまだコテコテだけど)。
8月
大きな転換点となった月。
モノクロフィルムを試したく試したくてたまらなくなって、フィルムカメラを購入した。
その直後に、父を訪ねてフィンランドへ飛んだ。
雲の上にて。
『モノクロ写真の灰色の空は、どんなに鮮やかに撮られたカラー写真の空よりも、いつだってほんの少し青い。』とは、内田ユキオさんの言葉。とても素敵な表現だと思う。
二次大戦の航空偵察写真っぽくて大好きな一枚。
島からうっすらと伸びる影もイイ。
フィンランド国内の様子は後ほど、別記事で詳しく書きます。
工場夜景その1。
友人らと撮りに行った。上手い人と一緒に行動すると、自分の上達が早くなる(これはホント)。
まだちょっと現像がクドいように思える。
9月
工場夜景その2。
件の突発企画の撮影だったのをよく覚えてる。
それ以前の写真に比べて、だいぶ自然な現像(というより素材そのまま?)になった気がする。
イイ感じのシルエットになった鳥。
千葉の方で日をまたいで撮影したときのもの。乗っていた車がガス欠になりかけたり、夜を徹しての移動をしたりと、最後のほうは友人らと共にゾンビのようになりながらシャッターを切っていた。
浅草にて。
保井崇志さんの一枚を真似て見ようと撮った一枚。音楽でいう『完コピ』を目指したが、無論できるはずもなく。
10月
闇カフェメンバーで写ルンです大会。
モノクロネガで実験的なものを撮っていた。
11月
廃墟にて。
わかる人にはすぐわかる場所だと思う(特に1枚目とか)。
12月
この月(つまり今月)は、諸事情あって頼まれものの記録写真しか撮れていない。
しかしカメラの整備だったり新しいフィルムカメラのお迎えだったりをしてそこまで写真から離れていたわけではなかった.....(?)
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フィルムの写真が少ないのは、また別に記事を作る予定があるからで、実はそっちの方が気に入ってる写真が多い、なんてことがあるからです。
とにかく、この八ヶ月間でなにかしらの成長があれば嬉しいです。以上。
尻切れトンボのHotaca